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欧州滞在記12月

工事途上

1999年12月24日(金) 雨、強風

16時、家を出てアムステルフェーンのNさん宅へ行く。こちらで交流 のある唯一の日本人(日系人)。彼女の自宅での展示会の最終日でパー ティをやるとのこと。17時半、Kさん、Uさん、Kさん、Nさんの母上居 る。Kさんは25年在蘭、現在日本人の幼稚園で働く。Kさんは25才のとき 夫の仕事(真珠)のため在蘭し現在52才、Nさんの母上は日本で茶袋を 作る仕事。カレーライス、茄子味噌炒めなどをいただく。オランダに来 てから日本人との交流が全くなかったので、滞在者に必要な情報の入手 が困難で苦労した。一人現地に親しい日本人がいると'在外研修'も楽に ある。

1999年12月25日(土) 雨
 
デルフトへ行く。2度目。教会がある。運河とこぢんまりとした街並 み、車をパーキングに置いて歩く。今日はクリスマス、人出も少ない。

1999年12月30日(木)
 
オランダのナショナルシアターの「桜の園」(6:15PMー)をハーグのロ イヤルシアターで観る、約2時間半の上演。可もなく不可もなし。こう いう風に古典名作は世界中で上演されている。国立劇場などの公立劇場 では、「教養」としての演劇、という分類に入るから当然、ウエルメイ ド。日本でも、可もなく不可もなく上演されている無数のシェイクスピ ア演劇がある。「西欧の教養」は日本の演劇人には今だに「モデル」、 なのだ。

1999年12月31日(金)

1999年もいよいよ終わり。こちらの16時に日本は年が変わる(時 差ゆえ)。

BBC、CNNで芝・増上寺が映し出されていた。

22時、ハーグ、スヘフェニンゲンに行く。花火を見たかったが爆竹で 遊ぶ若者たちしか見当たらず帰る。

24時、家の周りで花火が上がる音、思わず外に出る。あちこちで花火 が上がる。さすが個人主義のオランダ、それぞれが家の前で勝手に花火 を上げている。車で近所を周る。

午前1時、ロブさんの家で一緒に新年を祝う。奥さんがオランダ語で書 かれた「日本人のエチケット」なる本を示して、「体を触れあって挨拶 するのは失礼なのか」と質問する。どういうことがこの本に書かれてい るかわからないが、昔は随分欧米と文化も習慣も違っていたろうが、今 は欧米スタイルが浸透しているので、それほどこちらと大きく違いはな いだろう。家に帰って「英語で話す日本の心」読み直す。



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